プレスリリース

平成30年度 京都丹後鉄道 夏のご利用状況について

2018年08月21日

プレスリリース

夏のご利用状況をまとめましたので、お知らせいたします。

1 概 況(乗車人員)

《夏期間:平成30年7月20日(金)~8月19日(日) 〈31日間〉》
期間中の利用人員は、特急列車で対前年比92.3%と下回り、普通列車についても、対前年比85.9%と前年を下回りました。全体の利用は129.6千人(対前年比87.6%)となりました。

《お盆期間:平成30年8月9日(木)~8月19日(日) 〈11日間》
期間中の利用人員は、特急列車は対前年比100.7%と前年並みとなりました。普通列車については、対前年比84.8%と前年を下回りました。全体の利用は、58.9千人(対前年比89.8%)となりました。

前年との比較としては、7月に発生した西日本豪雨災害に伴う観光地への出控えや、沿線被害による代行バス輸送(注1)及び直通乗入特急列車の一部運休(注2)、特急車両の車両数減少等の影響により、乗車人員が減少したと考えられます。
注1)代行バス輸送:(西舞鶴~宮津間7/20~7/24)(西舞鶴~東雲間7/25~8/19)
注2)直通乗入特急列車の一部運休:はしだて2号、5号、8号、9号(7/20~7/24)

(備考)乗車人員は、全列車の乗車人員の集計 ※乗車人員()は前年度実績
※お盆期間の特急列車のご利用ピークは、入込み(下り)は8月13日(月)、Uターン(上り)は8月17日(金)でした。
※特に乗車率の高かった列車
《下り列車》8月13日「はしだて5号」194.0%、8月11日「はしだて5号」180.0%
《上り列車》8月17日「はしだて2号」238.0%、8月16日「はしだて2号」185.0%

2「丹後あかまつ号・丹後あおまつ号」のご利用実績

レストラン列車「丹後くろまつ号」は、西日本豪雨災害の影響で運休しておりましたが、「丹後あかまつ号・丹後あおまつ号」については運行し、輸送実績は、夏期間計5,038人と多くのお客様に丹後の魅力を堪能していただきました。

3 宮津燈籠流し花火大会ご利用人員(宮津駅乗降人員8/16)

本年は、宮福線(宮津~福知山間)のご利用は対前年比107.4%と上回りましたが、宮舞線(西舞鶴
~宮津間)代行バス輸送およびお客様入込み時の雨天の影響で、利用者は3,171人(前年比80.2%)
前年を下回りました。

4 西日本豪雨による被害・復旧への取り組み

7月に発生した西日本豪雨災害により、7月6日(金)始発時点で、お客様の安全を第一に考え宮福線、宮舞線、宮豊線の全線で終日運休と判断いたしました。宮福線は、7月10日(火)午後より運転再開予定でしたが、公庄駅付近で土砂崩落による河川の塞き止めが生じ、調査が必要となったため引き続き全面運休となりました。
宮舞線「西舞鶴~東雲間」は現在も運転を見合わせており、代行バスを運行しご利用のお客様の足を支えております。また、観光列車「丹後あかまつ号」は通常通りのダイヤ・ルート(宮舞線「西舞鶴~天橋立間」)での運行を休止せざるを得ませんでしたが、お客様のご要望にお応えし、宮福線「福知山~天橋立間」で臨時運行を行っております。
宮舞線「西舞鶴~東雲間」は8月29日(水)始発列車より、丹後くろまつ号および丹後あかまつ号については、9月1日(土)より通常通りのダイヤ・ルートでの運転再開を予定しております。

■ WILLER TRAINS 株式会社 会社概要

【所在地】〒626-0041 京都府宮津市字鶴賀2065-4
【代表者】代表取締役 寒竹聖一
【設立】2014年7月
【事業内容】第二種鉄道事業
京都府北部の丹波・丹後地域と兵庫県北東部の但馬地域を走る鉄道「京都丹後鉄道」を運行。愛称は「丹鉄(たんてつ)」。観光列車「丹後の海」「丹後あかまつ号」「丹後あおまつ号」、ダイニング列車「丹後くろまつ号」がある。