プレスリリース

京都丹後鉄道が 2019 年 10 月 1 日より運賃改定を実施 利用者の皆様の更なる利便性向上を目指します

2019年09月12日

プレスリリース

京都丹後鉄道(以下、丹鉄)を運行する WILLER TRAINS 株式会社(代表取締役:寒竹聖一、以下ウィラートレインズ)は、
鉄道事業の旅客運賃変更の認可申請を 2019年8月7日(水)に行い、本日認可されましたので、2019 年 10 月 1 日より運賃改定を実施します。
この改定は、2015 年に丹鉄として運行を開始して以来、ご乗車頂いてきた皆様からのご意見を反映したもので、
丹鉄をご利用頂く皆様のさらなる利便性向上と同時に、利用者の負担軽減を目指すことを目的としています。

今回の改定では、210 円以下の短距離区間の運賃を 50 円/100 円区切りに値下げし、沿線地域の利用者の皆様に気軽にご利用頂けるほか、
長距離区間(1,510 円~1,800 円)の運賃は、すべて 1,500 円に値下げ※改定し、本来の鉄道の役割である長距離区間を移動いただきやすくしています。
さらに、210 円区間を路線バス同様の 200 円にし、地方の課題である運行本数の少ない鉄道および路線バスをどちらも同等に利用できるようにすることで、
トータルでの時間的選択肢が増え、時間帯によって選んで利用できるようにしました。
また、近年利用者が増加しているインバウンドを含めた観光客や、お子様やご高齢者などにもわかりやすいよう、
すべての普通旅客運賃及び、特急列車「丹後の海」や観光列車「丹後くろまつ号」などの料金を 50 円/100 円区切りにする運賃体系を構築し、利便性向上を図っています。
なお、運賃改定に伴う利用者負担の軽減を図るための経過措置として新たなサービスも実施します。

ウィラートレインズは、今後も積極的に新たなチャレンジをし、地域貢献の推進に努め、地域の皆さまに愛される鉄道を目指してまいります。

※区間別では 14.1%の区間で据え置き、70.0%の区間で平均 3.67%の値上げ、16.9%の区間で平均 6.80%の値下げとなります。
※すべての運賃改定に関する詳細については以下のページをご覧ください
http://trains.willer.co.jp/info/

■その他お得なサービスについて
今回の運賃改定に伴い、丹鉄をご利用頂く皆様のご負担を軽減するための経過措置として、皆様に喜んでいただけるよう
な下記サービスを実施する予定です。これらのサービスを実施後は、利用者の皆様からのご意見を頂いた結果を基に、より
良いものになるよう更なる改善を行い、今後も新たなサービスを積極的に導入、継続する予定で、皆様にとってより一層ご利
用頂きやすい鉄道となることを目指します。

・「丹鉄エコファミリーきっぷ」の発売
丹鉄 HP 掲載のチケットを印刷し乗車時にご提示頂くと、大人1人につき幼児/小児の2人までが無料となります。
実施期間:2019 年 11 月の土/日/祝日
・定期券特急回数券の料金変更
これまで一律 1,030 円でしたが、2020 年 4 月以降は特急料金の距離帯3区分ごとに、異なる料金に変更となります。
2019 年 10 月 1 日からの半年間は経過措置として、料金を据え置かせていただきます。
・「丹鉄ふれあい祭り地元感謝キャンペーンきっぷ」の発売
丹鉄を身近に感じられるイベントとして 11 月 2 日に開催する丹鉄ふれあい祭りを記念して、1,800 円で丹鉄線内の普通・快
速列車が一日乗り放題となる、「丹鉄ふれあい祭り地元感謝キャンペーンきっぷ」を発売いたします。
実施期間(予定):2019 年 10 月 1 日~2020 年 3 月 31 日の土/日/祝日、および学休期間(年末年始を除く) ・指定席特急料金の割引券配布
今回の改定で、指定席特急料金が 200 円から 250 円に値上げさせていただくに伴い、宮津駅にある「丹鉄珈琲~114km
cafe」で 1,000 円以上ご購入の方に、丹鉄線内のみ有効の特急指定席料金の 50 円割引券を贈呈いたします。
実施期間(予定):2019 年 10 月 1 日~2020 年 3 月 31 日

<参考>
新たな定期の発売について 定期券の新たな種類(企画乗車券)として「年間学生定期」を発売いたします。本定期は、丹鉄を通学でご利用頂く学生の皆
様に向けたもので、1 ヶ月定期を1年間購入するより 15%引きの価格で購入可能となっており、2020 年 4 月使用開始分より有人駅窓口にて販売開始する予定です。

[注意事項] ・10 月 1 日以降の乗車券類については、9 月 30 日までにご購入された場合、値上げ・値下げに関わらず購入時の旧運賃(料金)が適用となります。
・旧運賃(料金)で購入した乗車券類については、10 月 1 日以降も有効なものについては、使用が可能です。(差額の収受、返金はなし)。
回数乗車券、定期乗車券についても、有効期間内はそのまま使用が可能です。

以上