定期運行終了から約10年、感謝の気持ちを込めて タンゴ・エクスプローラーのオマージュトレインが運行します!
2023年07月27日
京都丹後鉄道を運行するWILLER TRAINS株式会社(本社:京都府宮津市、代表取締役:飯島徹)は、1990年~2011年に定期運行していたタンゴ・エクスプローラーを現存するKTR800形車両で再現した「TANGO EXPLORERオマージュトレイン(以下、オマージュトレイン)」(https://trains.willer.co.jp/event/hommage-train/)を、2023年8月11日(金・祝)から運行します。
「タンゴ・エクスプローラー」は、1次車が1990年、2次車が1992年に登場し、2011年3月までの約21年間、京都駅や新大阪駅から直通する特急「タンゴ・エクスプローラー」として運行していました。その後、2013年以降は臨時列車や団体列車として京都丹後鉄道沿線を走行していました。先頭車両は流線形で、全方向に天窓と車窓を備え、風光明媚な沿線の景色を存分に楽しめるハイデッカー車両です。
運行終了後も鉄道ファンの方や沿線地域の方の「タンゴ・エクスプローラー」人気は衰えることなく、2020年4月に運行開始30周年を迎えた際には、限定グッズや記念きっぷの販売、フォトコンテストを実施し、多くの方に購入・参加いただきました。また、SNS等でも運行当時の写真と共に懐かしむ声や現車両の保存を望む声、また乗りたい、運行している様子を見たいなどといった声を多く寄せていただいており、皆様の声にお応えしたい、感謝の気持ちをお伝えしたいという思いから、「オマージュトレイン」の運行を決定しました。
オマージュトレインは、KTR800形車両を使用し、外装と内装で再現しています。ボディーカラーは、タンゴ・エクスプローラーと同じライトベージュメタリックのカラーで、ボディーラインは宮福線で親しまれた赤と緑を採用し、ボディー側面には「Revival homage」と記されたタンゴ・エクスプローラーのロゴを配置しています。内装は、一部の座席は当時実際に使用していた座席を移設しており、全ての座席には運行当時と同様の丹後ちりめんのシートカバーを設置した他、壁面には運行当時の走行写真を貼っており、当時の様子を思い起こしながら乗車いただけます。
タンゴ・エクスプローラーに乗車したことがある方もない方も、この機会にオマージュトレインに乗車いただき、当時に思いを馳せながら、丹鉄沿線の移動をお楽しみください。
今後も、京都丹後鉄道は、地域の皆様に愛される鉄道を目指してまいります。
■詳細
・運行日
2023年8月11日(金・祝)~終了時期未定(2年程度) ※車両検査日除く
・運行区間
西舞鶴駅~豊岡駅
・車両数
1両
・利用料金
無料 ※乗車区間の運賃のみで乗車可能。
・運行ダイヤ
運行ダイヤについては、8月8日(火)頃「オマージュトレイン」イベントサイト
(https://trains.willer.co.jp/event/hommage-train/)にてお知らせします。
・デザイン
外装:タンゴ・エクスプローラーを模したカラーとライン、ロゴマークを配置。
内装:タンゴ・エクスプローラー車両の座席を一部移設。
全席のシートにはタンゴ・エクスプローラーと同じ丹後ちりめんのカバーを設置。
壁面にはタンゴ・エクスプローラーの当時の走行写真を貼付。