プレスリリース

高速バス「WILLER EXPRESS」、ゴールデンウィークの予約動向速報 「推し活」での利用が半数超え、長距離路線を中心に空席少なく 連休中日が予約の穴場!

2024年04月19日

プレスリリース

 WILLER EXPRESS 株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:平山幸司)は、高速バス「WILLER EXPRESS」のゴールデンウィーク期間(2024年4月26日(金)~2024年5月6日(月))の予約動向を、以下の通りまとめました。

<2024年ゴールデンウィーク期間 高速バス「WILLER EXPRESS」の予約動向 概要>
【対象期間】2024年4月26日(金)~2024年5月6日(月)
【調査時点】2024年4月10日(水) ※一部属性データは2024年4月12日(金)
【高速バス予約動向トピックス】
〇全体の乗車率は45%、前年比+11%で好調に推移
〇日程や路線により予約状況に偏り。4月26日(金)と5月2日(木)の夜行便は残席僅少、4月29日(月)~5月1日(水)は比較的残席が多く、予約の狙い目
〇「推し活」目的の高速バス利用が半数超え!前年は41%でシェアが増加

■現時点で約半数の席が埋まるが、日程や路線により偏りあり
 全体の乗車率は45%と約半数の席が埋まっている状況で、前年比では+11%です。今年のゴールデンウィークは日並びが悪いと言われていますが、堅調に推移しています。
 ただし、日程や路線によって予約状況に大きな偏りがあるため、これから予約をされる方は注意が必要です。特に予約が集中している日程は、4月26日(金)発の夜行便と5月2日(金)発の夜行便で、それぞれ乗車率は75%・65%と、全期間の平均より大幅に高い数値となっています。また、中距離路線に比べて長距離路線は早めに予約される傾向があり、乗車率が高くなっています(図1)。


図1 ゴールデンウィーク期間中の乗車率上位の路線(抜粋)

 今後さらに「帰省」目的での予約が本格化する見込みですが、上述のような人気日程や路線ではすでに残席が少なく、また運賃も高騰している傾向にあります。その中で、今年はゴールデンウィーク連休の中日である4月29日(月)~5月1日(水)の3日間は比較的残席が多く、運賃も据え置きです。人気の長距離路線でも、この日程はまだ残席が残っている場合がありますので、お早めにご予約ください(図2)。
※ゴールデンウィーク中の最新の販売状況は特設ページ(https://travel.willer.co.jp/campaign/gw/)で確認いただけます。


図2 乗車率上位路線の全期間乗車率と4月29日~5月1日の乗車率の比較

■「推し活」目的での高速バス利用が半数を超える
 利用目的は、例年以上に「推し活」での利用が増えていることが特徴です。4月12日(金)時点の予約後のお客様アンケートの集計では、ゴールデンウィーク期間中の利用者数の50.6%が「ライブ・イベント」目的で利用すると回答しており、前年が41%だったのに対し、今年は半数を超えています(図3)。


図3 ゴールデンウィーク期間の利用目的別シェア

 特に「ライブ・イベント」目的の利用が多いのは、4月27日(土)、28日(日)、5月4日(土)発です。4月27日(土)、28日(日)は「朱鷺メッセ」、「マリンメッセ福岡」でいずれも人気男性アイドルグループのコンサートがあり、また「国立競技場」では人気女性ソロアーティストのワンマンライブが予定されています。また5月1日(水)~6日(月)も「横浜アリーナ」や「大阪城ホール」で人気男性アイドルグループのコンサートが開催されます。その他全国各地で大型のライブ・イベントが開催され、会場付近を発着する路線を中心に予約が集中しています。また歌手やアイドルだけでなく、動画配信者やプロゲーマーのイベントでも “遠征”をするお客様が増えていると見られ、「推し活」の在り方も多様化していることが考えられます。

 今後もウィラーエクスプレスは、移動を通じて感動体験を提供し、多くのお客様にお楽しみいただけるサービスを提供してまいります。

◇参考資料:ライブ・イベント目的の利用が顕著なバス停の例
※2024年4月12日(金)時点の各バス停発着便の予約人数を図示

① 横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT)
Kアリーナ横浜・ぴあアリーナMM・パシフィコ横浜など至近。名古屋・京都・大阪・神戸方面が発着。

② さいたま新都心バスターミナル
さいたまスーパーアリーナ至近。仙台・新潟方面が発着。

③ 新潟港万代島フェリーターミナル
新潟コンベンションセンター「朱鷺メッセ」至近。東京・京都・大阪方面が発着。

■販売担当者よりコメント:
 「推し活」で“遠征”をされるお客様に高速バスが支持されている理由としては、夜行便は到着時刻が朝早くのためグッズ購入などにいち早く並べる、出発時刻が遅いため終演まで楽しめる、郊外や地方の会場でも路線によっては乗り換えなしで直行できる、宿泊費を節約してライブ・イベント、グッズ購入に費用をかけられるなどといったメリットが挙げられます。
 「推し活」(ライブ・イベント)目的の高速バス利用の割合は、年間平均で30%ほどあり、もともと多くのシェアを占めていますが、シェア50%に到達するというのは担当としても非常に驚きました。普段からライブ開催の多い東京・大阪都心部のみならず郊外や地方都市でもライブなどが開催されることで、多方面で「推し活」需要が高まったものと見ています。また、WILLER EXPRESSではここ数年の間にさいたま新都心バスターミナルや新横浜駅といったアリーナ近辺のバス停の乗り入れを開始したことなども影響していると思われます。
 また、お客様の利用状況やヒアリングした内容から、以前よりも“遠征”されるお客様が徐々に低年齢化しているように感じます。高校生の方が、高速バスで遠征に行かれるというケースに遭遇することがしばしばあります。「推し活」自体が世代を問わずより一般化していることや、高校生の親世代が高速バス・夜行バスに親しんだ世代になりつつあり、それが利用を後押ししているのではないかと考えています。